森の中で自然を感じながら
静かに時を過ごす宿泊施設
「villa 福座」
が長沼町内に完成し、
11月下旬にプレオープンした。
バーベキュー小屋を併設した
ドーム型テントが2棟、サウナが1棟
というコンパクトな宿泊施設だが、
インドネシアから取り寄せた
家具や照明、調度品、飲食も
セットしたインクルーシブプランも
用意し、豊かな時間を過ごしたい
富裕層に対して、夏だけでなく
冬の寒さを楽しんでもらう狙いだ。
施工したのは札幌の
(株)藤城建設/藤城 英明社長
コンクリート基礎を打った上に
鉄骨の骨組みを組み立てる
ドーム構造とセンターハウス等
を予定していたオーナーが、
藤城建設に相談し請け負うこと
になったという。
同社としては、
非住宅分野の挑戦を検討する中
でのチャレンジだった。
設計は向井正伸建築設計事務所。
ドーム型テントは、直径7m (38.5
㎡)で鉄骨の骨組みを組み立てた室内
に、木造で天井と間仕切りを作り、
キッチンとシャワールーム、
トイレのある宿泊空間をつくった。
室内でも簡単な調理ができるほか、
エアコン空調も導入している。
球体のエンベロープに木造の
間仕切りを作る作業は、現場での
調整が不可欠で、設計者だけ
でなく、現場監督や大工が一緒に
なって最適な納まりを考え、
施工したという。
オーナーは恵庭と北広島でカフェを
経営しており、3店舗目として
宿泊施設を企画した。
すでに宿泊予約も開始しており、
来春に外構を完成させ
グランドオープンとなる予定。
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